良質な手形割引業者とは?
基本的に手形割引を依頼しようと思ったら、銀行または手形割引業者に依頼するのが普通です。
両者ともメリットもデメリットもあるのですが、特に手形割引業者の方が、優れている点が多いなどで、こちらに依頼する人が多いと言われています。
しかし、どこの業者でも同じことが言えますが、全ての業者が必ずしも優良とは限らないのです。
優良な業者ばかりなら「悪徳」という言葉は出てこないでしょう。
なので、手形割引業者に依頼する際にも、きちんと優良なのか悪徳なのか、ご自身の目で見分けることが大切なのです。
では、良質な手形割引業者とはどのようなものなのでしょうか?
まず、手形割引業者は貸金業者になりますので、必ず貸金業者登録が必要になります。
この登録をしている業者は国に認められたとみなして良いので、悪徳であることは少ないでしょう。
悪徳な手形割引業者とは?
では反対に悪徳な手形割引業者とはどのようなものなのでしょうか。
依頼してその業者が悪徳だと分かっても、すでに契約をした後で手遅れ・・・といった事例もたくさん発生しているので、十分に気をつけていただきたいと思います。
上で挙げたように、貸金業者登録をしていない業者、これこそが怪しい業者だと睨んでおいて間違いないでしょう。
どうやってこの登録の有無を見分けるかというと、各都道府県知事から割り当てられている「賃金登録番号」を確認するのが一番です。
金融庁の登録貸金業者情報検索で、貸金業登録をしている業者の確認や検索ができるので、怪しいなと思ったら、一度調べてみることをおすすめします。
また、各都道府県の貸金業協会への加盟の有無も判断基準になります。
こちらも貸金業登録と同じように、加盟していれば会員番号が振り当てられるので、そちらを目安にするのが良いでしょう。
そして、実績や経験が長いことも業者の優劣を決める大事な判断基準となります。
大金を扱ってもらう業者なので、しっかりと見極める目を持つことが大切ですね。