手形割引には手数料がかかる
これから手形割引をしようと思っている方に今一度考えていただきたいのが、手形割引手数料です。
どんな取引に関しても手数料というものは存在するうえに、手数料がかかってしまって損をしたなんていうパターンもあるでしょう。
手数料というものはどうしてもかかってくるものなので、支払わないといけないお金ということになりますが、手形割引に関しても例外ではありません。
手形割引を行う際にも「手形割引手数料」というものがかかってくるので、申し込む際には、どれくらいの手数料がかかるのか、知っておく必要があります。
手形割引手数料とは?
手形割引を行う際に手数料がかかることは上で紹介した通りですが、そもそも手形割引手数料とはどういったものなのでしょうか?
手形割引を行う際には、割引人となる金融機関に手数料や金利を支払う必要があるのですが、これらをまとめて「手形割引手数料」と総称します。
初めて手形割引を行う人にとっては、手数料がどれくらいかかるのか、未知の世界でしょう。
しかし、どんな手形を使う際にもこの手数料はかかってくるものなので、どれくらいの金額がかかるのかは押さえておいた方が良いですね。
どれくらいの金額がかかるのか?
では、具体的にどれくらいの金額がかかるのでしょうか?
計算式としては、このようになります。
手形額面金額×手形割引利率×支払い期日までの日数÷365日=手形割引料
手形割引料+取立手数料=手形割引手数料
これだけを見ると少々ややこしいなぁと思う方も多いかもしれませんが、銀行や手形割引業者などに依頼すると、自動的に計算してくれるので、こちらが計算する必要はありません。
それに、業者によって取立手数料は異なるし、手形によっても額面金額が異なるので、一概に「これくらいの金額」と言うことはできません。
ただし、金額が大きくなればなるほど、手数料も高額になることは間違いないでしょう。